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フィナステリド配合のプロペシアの効果

2019年07月03日
髪を心配している男性

AGA治療薬として知られているプロペシアは、フィナステリドを主成分として世界60ヵ国以上で承認されており日本でも厚生労働省の認可を受けているAGAの治療薬です。
AGAはテストステロンという男性ホルモンが5αリダクターゼの還元酵素と結びつきDHTに変化して引き起ります。
プロペシアがAGAに効果があるのは有効成分のフィナステリドが5αリダクターゼという還元酵素に働きかけて発毛抑制効果があるDHTの生成を阻害して、AGAの進行を抑制することができるためです。

プロペシアの主成分であるフィナステリドは、男性ホルモンをジヒドロテストステロンに変換する前立腺肥大治療の薬として開発されました。
フィナステリドを服用していた前立腺肥大症の患者の頭髪に副作用として異常発毛がみられたことから男性型脱毛症へ応用されたものです。
AGAが起こる原因物質と前立腺肥大症で前立腺が腫れる原因物質は同じジヒドテストステロンのDHTが影響しています。
DHTはテストステロンが5αリアクターゼと結びついて作られる物資ですが、DHTが頭皮で作られると過剰に皮脂が分泌されて毛根を攻撃するため、脱毛を促す物質が作られて毛髪の寿命が短くなってしまいます。

日本で育毛剤としてプロペシアを利用するためには、専門クリニックなどで処方してもらう必要があります。
保険適用外なので処方箋医薬品であっても健康保険は使うことができないので自費治療となります。
プロペシアは育毛に効果がありますが、男性専用の治療薬なので女性は使うことは禁止されている薬です。
保険適用外なので高額になり、投薬治療にかかる費用が高いので海外から個人輸入などで購入する人もいます。

海外で販売されているプロペシアはAGAの治療だけではなく、前立腺肥大症や前立腺がんの治療に使われている薬でもあります。
配合されているフィナステリドの濃度はプロペシアの5倍もある強い薬です。
アメリカの保健省からは前立腺がん発生のリスクを高めるという注意書きをパッケージに記載するように製薬会社に求めていることもあります。

個人輸入の通販サイトで手軽に購入して服用することは危険な行為といえます。
日本でクリニックで処方されるプロペシアは前立腺などへの影響はないので安心してAGA治療が可能です。
プロペシアの服用で肝機能障害などの副作用もあるので専門クリニックで医師の指導のもと服用することが良い選択です。

プロペシアの長期服用で伴うリスクについて

フィナステリドを含むプロペシアの長期服用には、効果に期待できる反面、副作用というリスクがあります。
代表的な長期服用リスクは性的な機能障害で、男性特有の症状が現れる恐れが指摘されます。
しかし確率的には1%未満と見られており、万が一副作用に遭遇したとしても、服用を中断すれば回復する程度の問題です。

一方では前立腺肥大も懸念されるリスクの一つで、特に前立腺肥大治療を行っている場合に要注意です。
フィナステリドという成分はAGA治療における特性上、テストステロン、あるいはDHTに関わる働きがあります。
これが前立腺にも少なからず影響しますから、前立腺肥大症になるのではという噂が存在しますが、実は逆で前立腺肥大の改善に期待できます。
ただ、既に前立腺肥大治療を受けていて、プロペシアの服用をこれから始めるなら独断での併用は禁物です。

短期的には影響が現れないとしても、前立腺肥大治療薬の中には、併用によって相乗的に作用するものがあります。
組み合わせ次第で良い方向に向かいますが、フィナステリドは他の薬との相互作用が大きいので、事前に医師に確認してから服用を始めるのが賢明です。

プロペシアの長期服用のリスクは他にも、肝機能障害や前立腺がんなどが挙げられます。
前者の肝機能障害は、プロペシアでなくても薬の長期服用に伴って発生するリスクです。
プロペシアを服用した場合の発症率は1%未満の報告なので、強く懸念される問題ではありません。
それでも肝臓に不安を抱えている人は、定期的に検査を受けながら服用を続けた方が良いでしょう。

後者の前立腺がんというリスクは、フィナステリドの研究が最も進んでいるアメリカで発表されています。
アメリカのFDAは、プロペシア主成分のフィナステリドに、前立腺がんを誘発する可能性があると発表しました。

年齢的には若い人の発症リスクが高く、注意喚起する内容をパッケージに記載する必要性が議論されています。
所がフィナステリドは元々前立腺疾患の治療薬として開発され、後にAGA治療に応用されている薬です。
まだプロペシアを含むフィナステリドの全容は解明されていませんし、この発表には疑問を抱く声もあります。
少なくとも、プロペシアの服用が即前立腺がんに直結するわけではないので、服用を続ける人は今後の発表を見守りつつということになります。

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